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…と言っても別に『ヤットデタマン』登場時の口上じゃありませんよ。


ちょっと前、お休みの日にママ上とごはん屋さんに入った時の事です。
その時ちょうどお店のTVで『暴れん坊将軍』の再放送(め組の小頭が渡辺篤史さんだったのでパート4だと思われる)をやっていたので食事しながら観ていたのですが、たまたまこの回はクライマックスの殺陣シーンで、松平健さん(吉宗)とお庭番に追い詰められて一人残った悪の親玉が、自ら腹を切って自害するという決着の仕方だったのですね。

こう見えてもノボルさんはマニア程ではないものの、結構な時代劇好きなので特におかしく思わなかったのですが、ママ上はてっきり松平健が悪人をカッコよく斬り捨てて終わるものとばかり思っていたらしく、親玉があっさり自害した時には「ええっ!?」と驚愕の声を漏らし、エンディングのサブちゃんの歌が始まってもまだ不満たらたらな御様子。
「…だーかーらー、『暴れん坊将軍』では吉宗は一人も斬ってないんだって!あれは全部“峰打ち”なの!
 第一、殺陣に入る前に“カチャ”って刀を返してるでしょ?
 悪人を斬るのはあくまでもお庭番の役目で、親玉も最後に吉宗が“成敗!”って命じて斬らせるのがお約束なんだって〜;
 それに、今日みたいに斬られる前に親玉が自害する事も、『暴れん坊将軍』では結構あるんだよー?」
と親切に教えてあげても、『桃太郎侍』みたいな皆殺し殺陣じゃなきゃ、痛快時代劇でないと思っているママ上は最後まで納得が行かないようでした。


…しかし、後日この時の様子を同僚に話してみた所。
「えっ、『暴れん坊将軍』ってアレ峰打ちなの!?
 じゃあ、マツケンは最後まで悪人斬らないんだ〜!!」
とすっかり感心されてしまったので、意外と世間に認知されてない事実のようです。


…暴れん坊と言いながらも、マツケンは意外と優しい将軍様なのですがね(笑)。



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